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もっと、知りたい。

C103にサークル参加した

冬コミ(C103)に参加してきました! 初めてのサークル参加でもあったので、そのレポをブログにしたいと思います。

申込み~入稿

今回私は同人ソフトカテゴリで技術書を頒布しました。 事前にネットから申し込むと抽選が行われて、忘れた頃に当落通知が届きます。 この時点で執筆を始めると余裕があって良いですね。私は12月の中盤から書き始めたので結構厳しい戦いとなりました。 また、友人等に内容の校閲・確認を頼むならなおのこと早めに文章を書き上げることをおすすめします。

前日

コミケ参加にあたり、いくつか買い出しをしました。 私は1日目に一般参加してから、ビックサイトの近くにある有明ガーデンという商業施設で買い出しをしました。 ダイソーなど色々入っていてかつビックサイトから近いのでおすすめです。

持っていってよかったもの

事前に準備して良かったものです

  • 名刺

    筆者の名刺
    技術島だったので名刺に技術要素を仕込んで準備しておきました。 自由に持っていってください、と言っていたので名刺だけ持っていく人も多く交流が出来たかなと思います。

  • ステッカー

名刺と同じ感じです。私のアイコンを印刷したステッカーを作っておいたのでこれも配置していました。 VRChat というプラットフォームで撮影した私のアバター*1 のステッカーだったのですが、そのゆるさもあってこちらも好評だったと思います。

  • 敷き布

机に冊子を直置きすると味気ないので、敷き布はあったほうが良いですね。

  • マグネットクリップ

100円ショップ等で販売されている展示用マグネットクリップ*2に名刺や冊子の価格カードを挟んで置いておくと、ブースの前を通りかかったときに目を惹くのであってよかったアイテムです。

  • 見本誌立て

木製の本立てを用意したのですが、見本誌を手に取りやすくなって良かったです

  • 名刺入れ

名刺を持っていくならあった方がいいですね。コミケというよりイベント参加時にあった方がいいやつかも

  • 名札ケース

同上

持っておいてもいいなと思ったもの

  • 見本誌用フィルム

見本誌そのままでもいいのですが、複数の人が触れるのでフィルムがあったほうがいいなと思います。

  • 売り子 or サークル主用の椅子

売り子をお願いするならブースに2人になることもあるので、そのときに使える椅子があると良いですね。 一応コミケ準備会からパイプ椅子を借りることも出来るようなのですが、私が確認したときには既に出払っていました。

  • モニター & モニターアーム

技術島や同人ソフトならではかもしれませんが、17~20インチ程度のモニターとモニターアームを持ってきてデモをしている人がいました。 私もここで技術系のデモをしてその内容を語ることができれば良かったな、と思います。 しかしここまで大規模にすると荷物が増えてしまうので、モバイルモニターくらいから始めてみようかな、という気もします。

  • 名刺とステッカー用の台

普通に置くより取りやすいのかも?来年試してみたい

  • おしながきの紙

直前まで原稿を書いていると燃え尽きて作る気力が無いやつです。 おしながきがあると twitter とかでも反響があるんじゃないかなと思います。 私は今回サークル当選からの配置完了まであまり宣伝出来てなかったので、そもそも出店することが広報出来てなかったかもなと思っています。 次回以降では改善していくということで。

  • 缶バッチ

缶バッチを作ったのに自宅に忘れました...あると可愛くて目を引くので持っていきたい

絶対必要だったもの

  • サークル参加チケット

絶対必要です。正直これと新刊があればどうにかなるのに、今回私はこれを忘れて大変でした。 C103ではサークル参加チケットを紛失した際の手続きは当日のサークル入り口で行っていました。 サークル参加者入場時刻より少し早い7:30~8:30で受付していたので、遠方からの参加の人は前日に持ち物チェックをおすすめします。

3.4当選通知の不着手続きを問い合わせ期間内に行わなかった場合の当日手続き 【当日】
当日朝7:30~8:30、サークルの申込責任者が身分証明書を持参の上「アピール・会場案内図」を参照し、通行証再発行が可能なサークル入口にてご事情を説明の上、再発行を受けて下さい。
コミックマーケット申込サークルサポートページ - comiket.co.jp

その他感想とか

地図は印刷するのもおすすめ

サークルの配置は web からも確認できますが、当日の電場状況はあまり良くありません。 また、「コミケ 地図 印刷」等のワードで検索すると circle.ms の webカタログ印刷機能がヒットしますが、これはプレミアム機能となっており有料です。

コミックマーケット準備会が準備したPDFの地図があるのでこれを自宅で印刷するか、 C103 ではシャープのネットプリントでコンビニ等で印刷できました。 いずれかの方法で印刷し事前にめぐりたいサークルの場所をメモしておくと良いですね。

サークル主は不在の時間を決めて twitter で周知すると良い

当日は売り子に任せて色々回っていたのですが、予想以上に私に会いに来てくれた人がいて申し訳なかったです。 そのまま話すついでに新刊を渡せたらなと思ったので、次回は巡る箇所を決めてサークルブースに滞在しておきます。

体感では午前は人が少ないものの、売上ピークは12時頃だったようです。

電子決済の対応

私のサークルでは導入の気軽さから Square という決済サービスを利用しました。 他の島と比べても技術島は電子決済への対応率が高く、また現金以外での支払いも多く行われていました。

時間別の取引件数
これは Square のレポートから確認できる時間別の取引件数です。開場からじわじわと伸び始めピークは12時頃にあることがわかります。 別の技術系サークルのレポートでも概ね同様の結果となっていました。 しかしジャンルが違うとまた別の結果になるかもしれませんね。

決済比率

これは当日に決済された決済方法の内訳です。 私は在庫数管理のために現金での取引も Square で記録していたので取引件数として計上されています。 しかし無料で配布したものも現金カテゴリに含まれている可能性があるので、実際の件数としてはもう少し少ない可能性もあります。

電子決済の性質上、コミケで外部との通信が発生することには不安はありましたが、タイムアウトの経過によりエラーとなるような決済は無く、私のサークルでは問題になりませんでした。 しかし、壁サークル等でこれを導入する場合は端末と回線を複数用意しなければ処理速度的に厳しいかなと思います。

レジの初期金額はメモしたほうがいい

決済関連でひとつ。 Square で電子決済に対応したとしても現金での取引はあります。 私のサークルではおつり用のお金の金額を記録し忘れてしまいました。 このため Square (レジ) の金額と実際の手元の金額が合っているのかどうかの確認をしたときに雰囲気でやることになり困りました。次の参加から気をつけます...

ISDN の申込み

isdn.jp

私の書籍の裏表紙には、書店で流通する ISBN を模した ISDN というバーコードが印字されています。 パロディ規格ではあるものの、ジャンルコードや価格情報などが登録されており、かつこのバーコードは申請すると PSD データを送ってくれるので、表紙データに貼り付けるだけで利用できます。 これがあるだけでかなり雰囲気が出て気分が上がるので、ぜひおすすめです。

隣の人が強い

同じジャンル、同じ島の人間なので隣のサークル主さんとの話で盛り上がりました。 ネットで本を売るだけではこういった体験はなかなか無いので、やはりリアルイベントは良いなと思った瞬間でした。

売り子

自分ひとりでの参加ではブースから離れると書籍の購入もできなくなりますが、売り子が居てくれたおかげで販売自体は出来たので良かったです。 ただ少しこれで会場を回りすぎて不在な時間が多かったので、来年以降は計画を練っておこうと思います。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。 私の新刊は Booth で電子版/紙版の配布を行っているので良ければご覧ください!

honahuku.booth.pm

(当選すれば)夏コミにも参加する予定なので、よければそこでお会いしましょう!

*1:VRoid Hub (ブラウザ)で確認できます!

hub.vroid.com

*2:こんな感じのやつです

展示用マグネットクリップ 四角型jp.daisonet.com