(ネタバレあり)
突如現れた地球外生命隊と交流を試みる話
その言語を習得すると未来が見えると言う
もし、時間という概念が我々と違っていたら....
自分の進む先・未来がわかっていたとしても、前を向き続けられるだろうか
私はそんな強く生きられるだろうか
自分とは違う・未知で巨大で憂愁なものの描き方がとても上手い作品だった
メタ的に考えると我々はどうやっても時間を一方向にしか進めないし、映画という作品も時間に囚われている
その枠の中で枠の外を表現するやり方があるのか...と思う
映像・音声・脚本に至るまで世界観が徹底されているのも凄い
原作のテッド・チャン / あなたの人生の物語 は先に触れていたが、文書から我々が想像を掻き立てられる部分をこの作品でもうまく表現していると思う
映像なのに行間があるように思えるし、引き込まれるのは流石だなと思う
non-zero-sum game
過去の自分が聞いたフレーズを未来で思い出すように、未来視という体験を未来の記憶として表現して触れているのかな、と解釈した。とても面白いものだと思う
良かった......しばらく夢に出そうだなこれ...