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もっと、知りたい。

SRE NEXT 2024 に参加してきた

先日行われた SRE NEXT 2024 というイベントに参加してきました!
一般参加として私の記憶に残ったものをいくつか紹介できればなと思います!

目次

会場の様子

受付あたりで配布されていた駄菓子

会場に入り受付を終えると駄菓子、ノベルティを自由に取れるゾーンが広がっていました。 ロゴ入りクッキーなどお菓子はセッションが続き小腹が空きがちなので嬉しいですね!

セッション

いくつかセッションには参加しましたが、その中でも記憶に残ったのは id:y_uuki さんの 工学としてのSRE再訪 でした。

私は仕事で広告技術とSREに触れており、広告に関しては学術的な側面から見直しており、学際領域の研究として「暗号化済みWebページに対する広告関連技術を用いた検査手法の提案」というタイトルで取り組んでいました。
そんななか SRE という領域で研究される yuuki さんには以前から関心を寄せていました。

今回のセッションはSREの Engineering という部分を深堀り、 Engineering とは何か、関連する分野は、研究が向き合う未解決課題、あたりの話がされていたと記憶しています。(詳細は yuuki さんのブログ をご覧になるといいと思います)

いくつか面白いなと感じた場面はあったのですが、序盤の「工学と技芸」という表現がもう面白いなと思いました。
今の状態からあるべき状態への差分を考えアプローチする方法を目的指向と捉え、即応的に対応する手段指向との対比としたのは私には言語化出来てない視点でしたし、非常に共感できるものでした。

@yuuk1t:工学としてのSRE再訪 / Revisiting SRE as Engineering, pp. 12, 2024

そこから、未解決の工学的課題を議論したいというモチベーションもすごくよくわかるものですし、工学指向に基づいたアプローチでSREに貢献した成果がある、というものも納得できるものでした。

Ask the speaker

セッション後の AtS (Ask the speaker) もとても良いものでした。

今回の SRE NEXT 2024 は CyberAgent さんのオフィスが入っている Abema Towers での開催でした。

それを活かしてなのか、 AtS ブースは会場の会議室の1室を使っての実施となっていました。
普段からよく見る AtS ブースは Speaker に対し質問者が列になって並ぶような感じだと思うのですが、今回は会議室ということもあり質問者が Speaker と机を挟んで向かい合って座り、議論をする形でした。

yuuki さんの AtS では 「SREとは何なのか」というトピックがやはりとても盛り上がっていたなと記憶しており、 yuuki さんの語る SRE の定義に対し質問などをぶつけながら議論する形はとても面白く、貴重な時間だったなと思います。

懇親会

クラブでの懇親会。ほんとにエンジニアイベントの懇親会なのか?と疑う非日常感

懇親会は会場の Abema Towers 近くのクラブでの実施でした。
かなりの盛り上がりを見せており、各々で飲み物片手に談笑する様子とクラブという非日常感の融合が面白かったです。

SRE NEXT ロゴの入ったケーキ

デザートも出ており、普段中々食べられないドラゴンフルーツもありびっくりしました。
SRE NEXTケーキはチーズケーキになっており普通に美味しかったです。

結びに

今回は一般参加ではありましたが SRE NEXT に参加できてとても良かったです。ぜひ来年も何らかの形で関わることができればなと思います!